モノづくり紹介
FUKUIでは安全弁専門メーカーとして材料調達から機械加工、組立及び検査を自社で行う事が出来る能力、設備を有しています。
“一貫したモノづくり” を行うことでお客様に最適なサービスを提供し、安心・安全をグローバルに届けています。
材料調達
近年様々なマーケットが広がる中でお客様求める材料品質が高く、また二相合金や特殊合金など市場にあまり流通されていない特殊材料の要求などが多くなってきました。FUKUIではそうした要求に応えるため国内外から材料の調達が出来るような体制を整え、また要求に応じて特殊検査などにも柔軟に対応しております。
機械加工
FUKUIではNC旋盤、汎用旋盤、大型マシニングセンターなど数多くの工作機械を保有しています。安全弁の作動に影響を及ぼす部品の加工精度や寸法精度はFUKUIの職人集団によって高精度に仕上げられています。
溶接工程
安全弁のシート面(弁座及び弁体)にはステライトという硬い材料が溶着されています。安全弁が作動した際に受ける衝撃にシート面が耐えうる硬度が必要となるためステライトを溶着しており、安全弁を製作する上で特に重要な工程となります。
ラッピング(鏡面仕上げ)
安全弁に流れる流体を漏らさないためシート面をラッピング(鏡面仕上げ)する工程があります。ラッピングを行うことで金属と金属が密着し流体を止める事ができます。 流体を止める部品の形状によってはハンドラッピングをするものもあり、ハンドラッピングの仕上がり精度には熟練者の技が必要となります。
組立・検査
FUKUIで製作される安全弁はすべて社内にて組立を行い、全数作動検査を実施します。作動検査を行うための流体には窒素ガス・蒸気・水があり、流れる流体の性質に応じて作動検査を行います。
立会検査
安全弁の性能確認して頂くために要求に応じて立会検査を実施しています。FUKUIでは国内外から多くのお客様が来社され、安全弁の性能を確認し満足して頂いています。